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あしやまとのマルセイユーアルル


フランスの生活、フランス菓子の話。日々感じたことを気儘に綴ります。
by montlivre76
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読書の春

最近、よく本を読みます。
お菓子、料理等の本はいつも読んでいるのでわざわざ記事にすることでもないのですが、最近読んでいるのは小説。
日本にいるときは気になる作家さんや興味のありそうな物など、よく読んでました。
と言っても、それほど本好きというのでもないのですが・・・。

フランスに来てから、とくに読もうともしなかったんですよね。少し避けていました。
以前、ワーホリできたときに働いた最初のお店。たいてい日本人が働いているところって、アパートが用意されてたりするんですよね。入れ替わりでだれかすぐ入ってこれるように。そこに小説が置いてあったんですね。もちろんその他の本、パリの地図やらガイドブックなども・・。
これに僕はちょっと違和感があったんです。
「何でフランスに来てまで日本語の小説を読むのだろう?」
今まで来た人達が置いて行ったものなんでしょうが、当時の僕にはそれがなんだか日本に縋るというか、寂しさを紛らわせる手段に見えたのです。
日本の物は日本にいればいくらでも見えるし手に入る、フランスにいるのだから今できること、することはそれじゃない。そんな時間があれば、フランス語の単語を覚えるとか、外に出てどこかへ行くとかあるだろう。
なんて勝手に1人で思ってました。誰が何をしていようと全く自分には全く関係ないんですが・・・。

そんなこともあり、今まで避けていたのが、最近ちょっとしたことで本を読むようになりました。
きっかけは佐藤賢一の「双頭の鷲」。
友達の家に行った時、本棚に小説が並んでいました。どんな物を読んでいるのかな?と眺めているとふと目にとまりました。
日本にいるときに読んでいた作家さん。やっぱり読んでみたくなりますよね。
いやー、やっぱり面白かった。本っていいですよね~。
やっぱりね、日本語を読む、って大切ですよね。今更ながらそう思います。
あ、寂しさを紛らわせているわけでも、やることないからでもないですよ。(笑)

でもね、やっぱり僕はワーホリできたときと同じ気持ちを持っていないとだめだと思うので、日本語を読む、ということを少し休憩しようと思います。そんな時間(別に悪い時間ではないんですよ)があれば単語の1つ、お菓子の1つ、勉強するなり外に出るなりしなければ!

う~ん、でも、気になる作家さんのなら読みたいなぁ・・・(笑)
by montlivre76 | 2012-05-20 12:11

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