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あしやまとのマルセイユーアルル


フランスの生活、フランス菓子の話。日々感じたことを気儘に綴ります。
by montlivre76
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フランスの社会保障

1月も終わり、ガトー、ガレット・デロワも落ち着いてきたころに、2月はクレープ!ビーニュ!そしてst.valentin !
何かと催物が続きますね。そんな中、僕たちは1週間バカンスを頂いています。
休みをとれるのも、お客さんが普段と変わらず来てくれているおかげ。コロナで大変な時期でも変わらずに。ありがたいことです。

日本とフランスの違い、僕は詳しいことはわからないので一概には言えませんが、はっきり目に見えてわかることは、補償の違い。
僕が知っている日本のニュースを見る限りでは、一律いくらかの補償ですよね?緊急事態宣言の中、お客さんの足取りも遠のき、それでも日々の売り上げプラス補償で賄っていくわけですよね?売り上げはお店によって違ってきますし、それを一律っていうのはどうなんでしょうね。
フランスはレストラン、バーの営業停止。テイクアウトと宅配は可能。完全にお店を占めていても補償で従業員の給料、家賃など払えるようになっています。テイクアウトなどやっているところも売り上げにより補償の金額が違いますが出ています。一律ではありません。
お店の営業体制によって必要な金額は違ってくるのは当たり前。

フランスの生活で腑に落ちないことって多々ありますが、理にかなう事もあるんですよね。
物によって税金額が違ったりしますしね。なぜ税金が高いのか?
フランスの社会保障。良くも悪くもしっかりしてる。

Vive la République , Vive la France
(by Emmanuel Macron)


# by montlivre76 | 2021-02-03 15:30

謹賀新年

久々の、ほんとに久々のブログ更新!
あまりにもほったらかしすぎて、その上ログインの情報すら忘れ、余計に手付かずの状態でした。。。
この3年、4年? いろいろありましたね。まだコロナは終わってないけど…。今年は嬉しい出来事がたくさんあればいいですね。

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
今年はブログの更新を定期的にやることと、仕事を頑張りすぎない(笑)をテーマに過ごしたいと思います。
もちろん健康第一で!
よろしくどうぞ!

Meilleurs Vœux 2021
Je vous souhaite très heureuse d'année et de santé surtout pour moment difficile.
謹賀新年_b0191284_18494993.jpg

# by montlivre76 | 2021-01-05 15:30

アートもだいじ

2年に1度リヨンで開催される食の見本市。
前回はシルヴァンのスタッフたちと一緒に行きましたが、今回は単独で。
広すぎるので全部回るのに1日では足りません。
なので自分に必要なところだけじっくりと見て回りました。
今回は今までと見る観点が違い、初めてこういった見本市の重要さがわかった気がします(笑)
各企業の人たちと直接話せる機会ですし、新しい発見、出会いもありました。

そして、SIRHAと言えば la Coupe du Monde de la Pâtisserie.
前回2位だったので今回は・・と思いましたが、今回も2位。
それでもすごいことですよね。世界大会の2位ですからね。
1位はフランス。妥当なところと言えば語弊がありますが、ピエスモンテだけ見ると、フランスチームの作品は、よりアーティスティックでファンタジーでした。
コンクールともなると、きれいにまとめるだけではなく、そういった点も追及していかないと優勝はできないんだなぁと改めて思いました。
味はもちろん、技術で見ると日本も他国より上だと思います。
芸術や娯楽といった感性も追及していかないとね。

アートに触れる機会が日本は少ないのかな~と思います。
アルルは小さな町ですが、美術館はいくつかあります。
Fondation Vincent Van Gogh というところでスイスのアーティスト Urs Fischer の展示会が1月29日まで開催されています。
僕も見に行きましたが、とても面白い空間を表現しています。一見してみれば、ナニコレ?なんですが、不思議さもあり、おかしくもあり、楽しくもあり。
そういったところに学校の授業で見学に行ったりしていて、フランスでは子どもの頃からこういったアートに普通に触れて育っています。
アートもだいじ_b0191284_14232586.jpg

アートというものが自然と生活の中にある感じ。

話がSIRHAからそれましたが、、、もっとアートに触れよう!ということで。。。
http://www.fondation-vincentvangogh-arles.org/

何度も言いますが、2位でも大したもんですよ。ブラボーニッポン!
# by montlivre76 | 2017-01-24 14:39

りゆうのひとつ

僕がアルルに来た理由はいくつかあるのですが、その中のひとつがLUMA。
有名な建築家がデザインしたらしいのですが、なんだか変な塔みたいな建物(笑)。
壮大なプロジェクトみたいなんですけどね。

アルルにはインターナショナルの写真学校があります。いろんな国の人たちが写真の勉強に来ているのでしょうね。毎年夏には写真のフェスティバルもあり、観光客も多いですが、アーティストの人たちも多く、皆さんのイメージはアルル=ゴッホだと思いますが、アルル=フォト(写真)という認識もあります。
その学校は、今は街中に、僕の住んでいるアパートのすぐ近くにあるのですが、LUMAが完成するとそこに移転するみたいなんです(おそらく・・)。
その塔の周りにはParc des Ateliersといって、アートの展示や制作活動といったようなことが行われる建物みたいです。いろんなアーティストたちが集まってくるのではないでしょうか。

アルルの街は今、芸術に力を入れているようです。ゴッホで有名な街というのもあるからだとは思いますが、そのイメージを脱却しないとね。いつまでもゴッホとローマの遺産だけでは街自体が盛り上がりません。個人的な意見ですが。
日本人の認識アルル=ゴッホが、アルル=アートに変わる日も近いのではないかと思います。

芸術が発展すれば街も発展する。街が発展すれば人も発展する。そして人が発展すれば食も発展する!
アルルという街の可能性。それが僕のアルルに来た大きな理由のひとつ。

LUMA arles
http://luma-arles.org/
フランス語のサイトですけど良ければ見てください。
まだ完成してないんですけどね。これから、これから。
# by montlivre76 | 2017-01-11 14:06

0円キッチン

なかなか面白い記事を発見しました。

―「捨てられてしまう食材を救い出し、おいしい料理に変身させよう!」と考えた「食材救出人」のダヴィド・グロスが廃油で走るキッチンカーでヨーロッパ5ヵ国の旅へ出発するー。

ダヴィドは、車を改造して使用済みの植物油で走行できるようにした。そこにゴミ箱を利用して作ったキッチンを取り付け、5週間のあいだ、廃棄される食材だけを食べてヨーロッパ5ヵ国を旅しながら、「まだ食べられる」と食料廃棄を減らすことを訴える旅に出たのだ。

と、まあこんな感じなのですが、僕はこのお話、フランスのテレビで見たことがあります。
スーパーのごみ箱の中に入ってまだ食べられる廃棄食材を探し出し、大学に持って行って生徒に欲しいものを持って帰ってもらったり、またそれを調理したり。
面白いことやってるなーと見てました。
実際日本でもかなりの食材を廃棄していると思います。スーパーやコンビニ、各家庭でも。もちろんフランスでもね。
ダヴィッドたちの活動を知ってかどうかは知りませんが、フランスではスーパーで売れ残った食べ物を捨てることを禁じる法律ができたようです。社会福祉団体等へ寄付が義務付けられました。
そういう対応ができるフランスっていいなと思います。
少なからず企業の中にも、無駄に廃棄してはいけないという意識が以前より増してくるのではないかな。
それだけでも違ってくるような気がします。

まずは自分の家の冷蔵庫の中を見直してみないとね。

『0円キッチン』
http://unitedpeople.jp/wastecooking/
# by montlivre76 | 2017-01-10 13:43

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